Profile

料理家/フードコーディネーター。
1984年8月16日生まれ。

「若い女の子にもっと料理を楽しんでもらいたい」をモットーに女性ファッション誌をはじめ、さまざまな活動を通じて、若い女性に高い支持を得る。

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新しい年。

新年明けましておめでとうございます。
2016年より、こちらで新しく日記を綴っていきたいと思います。

 

早いもので来年、はじめての料理本「作ってあげたい彼ごはん」を
22歳で出版してから10年になります。

 

高校時代、大好きな彼に作ったお弁当を喜んでもらえたことから
料理が楽しくなり、料理が好きになりました。
恋する女の子にもっともっと料理の楽しさを伝えたい。
夢は大きくなり、いつしか現実のものになりました。

 

お嫁さんになる事が夢だった
どこにでもいる普通の女の子が、
こんなにも夢中になれることに出会えるなんて思ってもいませんでした。
それは、わたしの夢を応援しともに歩んでくれた皆さんのおかげです。

 

負けず嫌いで、常に新しいことに挑戦したい性分から
仕事から得る達成感や充実感は増していくものの
現実の自分の暮らしにはほんのすこし居心地の悪さを時に感じていました。

 

撮影などで常に季節を先取りするわたしの仕事は
夏にクリスマスの料理、秋におせちを作ったりすることもしばしば。
何度も何度も試作をする結果、
プライベードではクリスマス前にお正月が来てしまい
バレンタイン当日は、作る自分も食べる旦那さんも
もうチョコレートは見たくないや、、なんてこともありましたが、
時間や心のゆとりの無さから、それもいたしかたないと思っていました。
でも、そう遠くない未来に母になることを夢見て
これからはもっともっと四季の移り変わりとともにささやかな楽しみに寄り添っていけるよう、

暮らしのベースを作っていきたいと強く思うようになりました。

 

今がその時かなと。

 

”丁寧な暮らし”はいつだって憧れですが
まずは自分や旦那さんにとって心地の良いくらいの暮らしを目指して。
友人の裏地桂子さんの言葉を借りると毎日「ごきげん」で居られる
暮らしが今のわたしの理想です。

そして、その中心はやっぱり「食」でありたいです。

 

いつしか、blogで自分の思いを発信する機会も減ってしまいましたが
もう一度初心に帰って、自分の成長記のつもりで日々の暮らしや
その時々の思いを綴っていきたいと思います。レシピもね。

 

ということで、今日はこの辺で。
これからどうぞよろしくお願いいたします。

 

SHIORI

2016.01.05-11:29