Profile

料理家/フードコーディネーター。
1984年8月16日生まれ。

「若い女の子にもっと料理を楽しんでもらいたい」をモットーに女性ファッション誌をはじめ、さまざまな活動を通じて、若い女性に高い支持を得る。

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花嫁レッスン。

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端がちょっと煮崩れた。少しとろみがついた煮汁がくたくたの玉ねぎとしらたきに絡みごはんがすすむ。翌日はもっとおいしいはずだけど2日目の肉じゃがに出会える可能性は限りなく低い。

捌くときに少しくらい身が崩れたって衣で隠れるから気にしない。自分で捌き作る鯵フライはそれはそれはふっくら格別なおいしさで、きゅっとレモンをしぼり、特製タルタルソースで。

揚げたてをはふはふ言いながら、山盛りに作ったってすぐに目の前から消えてなくなる、外はからっと、熱々ジューシー、からあげはいつだってみんなの人気者。

肉汁が溢れ出る、噛むごとに肉のうまみが口いっぱいに広がる。ナイフとフォークもいいけど、なめこと豆腐の赤だしと、炊きたてごはんを合わせて箸で食べるハンバーグも家ならでは。

かつおと昆布の澄んだいちばん出汁でつくるしみじみおいしいお味噌汁。

やっぱり家のごはんが一番だな。
今日も早く帰ろう。

おいしいごはんは、明日を生きる活力になると信じています。

わたしが一番好きな上記のような家庭料理を詰め込んだ花嫁レッスンが今週末からいよいよ開講します。ネーミングは花嫁ですが、実際ご参加される方はさまざまですのでそこはあまりお気になさらず。

半年間通うレッスンで、日常的に出汁を取るようになり、揚げ物は外で食べるかお惣菜だったのが揚げたてのとりこになる。粉とバターと牛乳があったら、ホワイトソースからグラタンだって作ってみる。切り身が当たり前だった魚料理は、スーパーで一尾ものにも目が留まる。嬉しい変化が続々。

この調理工程はなぜ?
をひとつずつ理解するとその手間を惜しむことなくなり、結果、料理の腕が飛躍的に上がります。この2年の花嫁レッスンを通して、みなさんが知りたいポイント、失敗しやすい工程が浮かび上がってきたので、3年目の今年はより充実したレッスンになると思います。自信をもっておいしい家庭料理が作れるように精一杯サポートします。

これまでたくさんのメニューをご紹介してきましたが、一番人気はやっぱりハンバーグ。圧倒的です。前期の花嫁レッスンのメニューに組み込まれていますのでお楽しみに!

まだ少しお席があるので、最終締め切りは水曜日となります。後期はアドバンス篇で内容がレベルアップしますので、基本の家庭料理の募集は1年後となります。定番家庭料理こそおいしく作りたい!という方はこの機会をお見逃しなく。アトリエのサイトからお申し込みをお願いします。

http://www.atelier-shiori.com/lesson/

2016.04.05-08:45